蒲原33観音霊場の第28番札所で、昔から観世音菩薩の霊域として近在の人々から厚く信仰されています。聖観音菩薩像は弘法大師の作で、新発田の豪族 岩村忠左衛門成郷が寄進したと伝わっています。
現在の堂宇は1865(元治2)年に再建されたもので、細かな補修はあるものの、建築当初の姿をとどめています。
仁王堂は山門形式の堂宇です。新発田市の二王子神社より1872(明治5)年に貰い受けた仁王像を安置するため、1901(明治34)年に建立し、こちらも建築当初の姿をとどめています。
内島見観音堂・仁王堂(国登録有形文化財)
住所
新潟県新潟市北区内島見字屋敷付47